おふろタイムズ

おふろタイムズとは

『おふろタイムズ』は、日々のおふろ時間を豊かにするウェブマガジンです。入浴の質を高め、芯まであたたまるための情報から、日本各地にある温泉や銭湯をめぐるストーリー、松田医薬品の入浴剤へのこだわりまで、さまざまな記事をお届けします。

厳しい残暑も終わり、ぐっと気温が下がりましたね。季節の変わり目で、体調を崩している方も多いのでは?

秋は、夏に溜まった疲れがどっと出る時期。また、夏に冷たいものをたくさん飲んだり食べたりしていると、胃腸の調子が悪くなり、せっかくの秋の味覚が楽しめないなんてことも。

ゆっくりと外を散歩して公園で読書をしたり、脂の乗った魚や、お芋や栗や南瓜を食べたり……。秋を存分に楽しむためにも、おふろで身体をあたためて体調を整えませんか?

この記事では、秋に入浴を楽しむコツと、この時期におすすめの、しっとり肌が潤う入浴剤をご紹介します。

秋におすすめのおふろの入り方 その1

秋でも、入浴の前後にしっかり水分補給を

汗と一緒に老廃物や疲れを流すためにも、入浴前にはコップ1杯の水分を摂りましょう。肌寒い時期も意外と汗はかくもの。脱水症状を防ぐためにも、水分補給は心がけて。

38℃〜40℃程度のお湯に、だいたい15〜20分前後、じんわり汗ばんでくるぐらいまで浸かると、身体が芯からあたたまります。

秋におすすめのおふろの入り方 その2

お湯のなかで軽めのストレッチを

だんだんと気温が下がってくる季節。気温が下がりはじめると血管が収縮しやすくなり、身体がむくみやすくなります。

むくんだ身体をほぐすには、おふろであたたまりながらのストレッチが効果的。首を動かしたり、デスクワークや立ち仕事で疲れた足を、軽く押したりするだけでも血行促進に繋がります。

なにより、自分を労わってあげているという実感を持てると気持ちがいいもの。身体と一緒に、気分がすっと軽くなって、自然と笑顔になっていることも。

急激な血圧の上昇や立ちくらみが起こらないよう、マッサージは軽めに、38℃〜40℃のぬるま湯で行いましょう。

秋におすすめのおふろの入り方 その3

入浴剤は、洗い流さないでOK!

松田医薬品の入浴剤は、入浴後、シャワーで洗い流さなくて大丈夫。特に、この後紹介する入浴剤は「しっとり」タイプの商品なので、お肌がもちもちになったまま上がるのがおすすめです。

乾燥を防ぐため、入浴後は早めにクリームなどで保湿するのがベスト!

秋におすすめの入浴剤

ここからは、松田医薬品製品事業部の、社内でも有名な入浴剤マニア・細川元広さんに、この時期におすすめの入浴剤を教えていただきます。

細川元広さん
細川元広さん

少し肌寒くなって、長湯にぴったりの時期が到来しましたね!わたしは40分くらいおふろに浸かりながら、読書の秋を楽しんでいます。今回は、香りと色が楽しい、秋にぴったりの入浴剤を紹介します。

①「とろりと椿」

大島椿油とビターオレンジオイルが溶けだす、とろみの湯。

伊豆大島産の椿オイルを保湿成分として配合しており、とろりとした独特のとろみのあるお湯を楽しめます。ビターオレンジが爽やかに香り立ち、気分もスッキリ。湯上り後のお肌はもちもち、しっとり。

細川元広さん

秋〜冬の時期にぴったりの「しっとり」シリーズの入浴剤です。39℃~40℃程度のぬるま湯で15分ほどゆったりと入浴してみてください。保湿成分の椿オイルが、ゆらぎ、乾燥などのお悩みを持つ肌に潤いを与えてくれますよ。

②「御泡美の湯」

甘い香り、とろみのある感触、美しい泡、全てがうっとり。今日の自分にご褒美を。

美泡が湯面に広がり、東南アジアのスパリゾートを彷彿させる、華やかで甘美な香りが広がります。洗練された濃密シルキーホワイトのお湯で芯まで気分もうっとり。しっとりとした潤いが入浴後も持続します。

細川元広さん

一日がんばった自分へのご褒美にぴったりの、とろりとした肌ざわりと心地良い泡立ちが特徴です。

保湿のための美容成分を配合しているのでお肌がしっとり、もちもちに。東南アジアのスパに来たかのような麗しい香りで、忙しい時期もきっとリフレッシュできるはず。

入浴中に軽く身体をマッサージしたり、湯上がりにお気に入りのお茶やお酒を飲んだり。自分で自分をおもてなしして、ごきげんな気分になっちゃいましょう! ちなみに、私の最近の「ご褒美」は、湯上がり後に飲む「岩泉のむヨーグルト」です。

③「雲海と森」

ヒノキ、ヒバ、ローズマリーが香り立つ、とろみの湯。

微泡が流れるように湯面に広がり、まるで雲海を味わう湯。木々の爽やかな香りに心地よく包まれるお風呂の芯体験。四季の森林のように色が移ろう湯で、芯まで気分をうっとりさせます。

細川元広さん

ウッディな香りが好きな方に使ってもらいたい自信作。爽やかな森林の香りが浴槽に広がります。細かい泡が雲海のように湯面を流れるのを見ると気分もうっとり。まるで、深い森林のなかに寝そべって流れる雲を眺めているような気持ちで、自然と呼吸も深くなります。

「体験したことのない入浴剤」を目指して

「体験したことのない入浴剤」を目指して

松田医薬品の入浴剤は、香りにもこだわりがあります。

細川元広さん

松田医薬品の入浴剤は、他では体験したことのないような香りや肌ざわりを目指してつくっているんです。一般的な「いい香り」とは違うところを狙っているので、お客様から「すごくいい香り! 何の香りなの?」と驚かれることもあります。

僕も小さい頃、ロングセラー商品「マツダ浴精」を、「臭い入浴剤だなあ」と思いながら入っていました(笑)。けれど、大人になった今はその香りがとても好きですし、お風呂に入れるたびに、昔のことをふと思い出すんですよね。香りは記憶と密接に結びついているんだなあと感じます。

松田医薬品の入浴剤が、家族との会話のきっかけになる瞬間や、生活と共にあることの意味を考えながら、これからも商品づくりに取り組んでいきたいと考えています。

そしてもうひとつ、今の時期にぴったりな入浴剤が、「刻み草果にバスソルト/金木犀&ミモザ」

街角でふと香るような、優しい金木犀の香りが全身を包み込みます。金木犀の香りにも、人それぞれ思い出がありそうですよね。松田医薬品の入浴剤の香りでふと蘇った思い出などがあれば、ぜひ教えてください。

たくさん種類があって迷っちゃう! という方には、お試しセットもおすすめです。

おふろで冷えや乾燥を解決して、実りの秋を存分に楽しみましょう!

取材・執筆:荒田もも(Huuuu)
イラスト:matsuda natsuru

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